糖度目安18度!3種の九州産スイートコーンを食べ比べ。おいしい茹で方やレシピもご紹介!
目次
夏野菜の代表格の一つ、とうもろこし。なかでも、甘くて果皮が柔らかいスイートコーンは、子どもから大人まで幅広い層に人気です。
とうもろこしは日が昇り気温が上昇すると、夜間に蓄えた糖分を果実を成長させるために消費します。そのため、1日のうちで最も甘みが増す夜中から夜明け前に収穫し、新鮮なうちに発送します。その糖度目安はなんと18度!
早く収穫時期を迎える宮崎県産の「ゴールドラッシュ」を皮切りに、5月・6月・7月とひと夏を通しておいしいスイートコーンを楽しんでいただけるよう、3種の九州産スイートコーンを産地直送でお届けします。今回はスイートコーンのおいしい茹で方や焼き方、アレンジレシピもご紹介します。
1.【5月】日本一の早出しを目指す 宮崎県産「ゴールドラッシュ」
生産者代表の山口さん
3種のうち、早く収穫が始まるのは、5月に最盛期を迎える宮崎県西都市産のスイートコーン「ゴールドラッシュ」。温暖な気候、肥沃な土と清らかな水に恵まれた宮崎県西都市で育ったとうもろこしは、甘さも味も格別です。
黄金色の粒が先端までぎっしりと詰まっており、生のまま食べられるほど甘くて柔らか。食べ応えも抜群です。収穫時期は1年のうちでわずか2週間ほど。旬ならではのおいしさをぜひご堪能ください!
2.【6月】ジューシーでシャキっとした食感 福岡県産「京築(けいちく)の恵み」
生産者代表の行平さん
福岡県有数のスイートコーンの産地、福岡県東部の京築地域で育てられている「京築の恵み」。温暖な瀬戸内式気候でじっくり丁寧に育てられたとうもろこしは、甘くフルーティーでコクのある味わいです。ジューシーでシャキッとした食感も魅力。福岡生まれの初夏の味覚をお楽しみください。
3.【7月】フルーツ並みに甘い! 大分県産「すごあまコーン」
生産者代表の卯野さん
7月に収穫の最盛期を迎える「すごあまコーン」の産地、大分県竹田市は昼間は日差しが強く、夜は冷涼な空気に包まれる高原地帯です。この激しい寒暖差により甘みがギュッと凝縮され、おいしいとうもろこしが育ちます。
光沢のある鮮やかな黄金色の実は、生で味わうとシャリシャリッとした食感とフルーツ並みの強い甘みがあり、その名の通り“すごあま”を体感できます。食感、甘み、実の詰まりと三拍子そろったスイートコーンです。
4.スイートコーンのおいしい茹で方
スイートコーンの薄皮を2~3枚残したまま沸騰させたお湯に入れ、3~5分茹でるとシャキっとした食感になります。風味を逃さないために、皮ごと茹でるのがポイントです。茹でた後、湯量に対し、3%ほどの塩を入れて4分ほどつけておくと、さらに甘みを引き出すことができます。
水から茹でると味も食感も変わります!
水から入れて沸騰させた後に3~5分ほど茹でると、ふっくらジューシーに仕上がります。また、水から入れて、沸騰手前の湯面がゆらゆらした状態で15~20分ほど茹でると甘みが引き立ちます。
5.レンジで簡単!失敗しないスイートコーンの加熱方法
薄皮を1枚残してラップで包み、電子レンジ500Wで5分ほど加熱してください。加熱時間の目安は1本5分、3本で8~12分です。
6.焼きとうもろこしの作り方
生でも食べられるほどおいしいスイートコーンは、火を通すことで本来の香りと甘さがより引き立ちます。
作り方
お湯または電子レンジでスイートコーンを軽く加熱した後、オーブントースターかグリルで焼き目をつけます。熱したフライパンにバターを入れて焼き目をつけ、醤油を少し加えるとより風味豊かに仕上がります。
7.簡単!スイートコーンのアレンジレシピ
スイートコーンを使った、簡単にできるアレンジレシピをご紹介します。
スイートコーンの味噌汁
とうもろこしの甘みが溶け込んだ、ほんのり甘い優しい味わいのお味噌汁です。
材料(2人分)
とうもろこし 1本
水 400ml
うまだし 1包
キャベツ 2枚分
味噌 大さじ2
作り方
【1】ラップに包んだとうもろこしを、電子レンジ500wで5分ほど加熱します。粗熱が取れたら半分に切って形が残るよう包丁で芯にそって実をそぎます。
【2】鍋に水とだしパックを入れて強火にかけ、沸騰したら中火で約1~2分煮出してからだしパックを取り出します。
【3】②にざく切りにしたキャベツを加え、しんなりしてきたら火を止めて味噌を溶き入れます。
【4】お椀によそい、①のとうもろこしを盛りつけたら完成です。
とうもろこしごはん
スイートコーンの香りと甘み、だしの旨みが食欲をそそります。
材料(2人分)
とうもろこし 1本(半分に切り、実を切り落とす)
米 2合
Aうまだし 1包
A水 500ml
バター お好みで
ブラックペッパー お好みで
作り方
【1】米を研ぎ、30分浸水させておきます。鍋に【A】を入れて沸騰したら中火で2分ほど煮出した後、だしパックを取り出して冷まします。
【2】炊飯釜に①の米とだし汁を2合の目盛りまで入れ、その上にとうもろこしの芯と実をのせて炊飯します。
【3】お茶碗に盛り、お好みでバターとブラックペッパーを加えるとよりおいしくお召しあがりいただけます。
※芯からおいしいだし汁が出るので、一緒に炊きこむのがポイントです。
8.まとめ
九州産のスイートコーン3種をご紹介しました。最もおいしい時期に合わせて朝採れのスイートコーンをお届けいたします。
茹でて、焼いて、アレンジして、お好みの食べ方で甘みたっぷりのスイートコーンをお楽しみください。