西海市の自然に育まれた、濃厚な完熟みかん
原口みかん
風が涼しく感じられるようになる頃、夏の日差しをいっぱい浴びて育った『原口みかん』の収穫がいよいよ始まります。
長崎県西海市の温暖な気候とミネラルを含む潮風に育まれた『原口みかん』は、甘みが濃い品種として知られています。温州みかんの中でも原口早生(はらぐちわせ)という品種で、食べごろは11月上旬~12月。木成完熟にこだわった果実は、小ぶりながらコクがあり驚くほど甘いと評判です。
1.長崎県西海市×みかん
長崎県西海市は、九州随一のみかんの産地です。
1年を通して温暖で晴天の日が多く、みかん栽培に適しています。
急斜面を段々畑とする地形により、みかんの樹は太陽のエネルギーをたっぷりと浴びて育ちます。そのため、西海地域のみかんは甘く格別に美味しいのです。さらに、海からの潮風に含まれる豊富なミネラルによって、コクのあるみかんに育ちます。
原口みかんの濃い甘みとコクは、西海の海と大地がもたらす自然の力によって生まれます。
2.こだわりの「シートマルチ栽培」
さらにみかんの甘みを最大限引き出すため、マルチとよばれるシートをつかった栽培方法を取り入れています。マルチシートを使うことで、雨などの水分が必要以上に取り込まれるのを防ぎ土壌の水分をコントロールしています。また、真っ白なシートは太陽の光を反射します。日光を下からも当てることで、色・味ともに濃いみかんを作ることができるのです。
広い畑にシートを張るにはとても手間がかかりますが、味を追求する上で欠かせない工程です。
一つひとつを毎日手作業で丁寧に栽培し、「美味しいみかんにな~れ!」と声をかけ大切に育てられているそう。美味しいものを届けたいという農家さんたちの温かい気持ちが、美味しさからも伝わってきます。